
「松軒中華食堂 下総中山店」(船橋市本中山2)がJR下総中山駅北口から徒歩2分の場所にオープンして、4月14日で2カ月がたった。
同店は松屋フーズが東京都内に6店舗を展開しているチェーン店で、下総中山店は千葉県1号店となる。店内にはカウンター14席、テーブル席12席を用意。イメージカラーの緑が看板や店内にも使い、明るい雰囲気に仕上げた。
牛丼のチェーン店として知られる松屋フーズは1966(昭和41)年、創業者が「たった一度しかない人生、商売に挑戦してみたい」という思いで「中華飯店 松屋」を開業したのが始まり。松軒中華食堂はそのルーツの精神を引継ぎ、特に「醤油ラーメン」(580円)にこだわっているという。「入正(いりしょう)醤油」などをブレンドしたしょうゆダレは、「あっさりと飽きの来ない味に仕上げている」と話す。スープは瀬戸内の花藻塩、昆布エキス・海鮮エキス・煮干しエキスを使い、隠し味には青森県産のニンニクを使う。
店長の中村拓弥さんは「コンセプトは『親しみやすさ』。一押しは醤油(しょうゆ)ラーメンで鶏ガラのスープが自慢。それとチャーハン。まずは、この2つを味わってほしい」と話す。
麺類のメニューはほかに、「塩ラーメン」(580円)、「味噌(みそ)豚骨タンメン」「担々麺」(以上880円)などのほか、3月から「ガーリックまぜそば」(730円)も提供している。チャーハンは、焼豚炒飯(チャーハン)(530円)、海老(えび)炒飯(730円)など6種類を用意。定食は、麻婆(マーボー)豆腐、レバニラ炒め、回鍋肉(ホイコーロー)(以上880円)、黒酢あんかけ唐揚げ(980円)など(単品注文も可能)。
生ビール(中ジョッキ=330円)やハイボール(330円)、レモンサワー(290円)などのアルコール類や、「焼き餃子(ギョーザ)5個」(290円)、「フライドポテト」(200円)、春巻2本(350円)なども用意。「仕事帰りの『ちょっと一杯』に立ち寄ってもらえれば」とも。
中村さんは「テイクアウトできるので、『松弁ネット』で注文すると待ち時間なく受け取れる。地域の皆さんに親しまれる中華食堂を育てていくので、こだわりの中華をぜひ楽しんでほしい」と呼びかける。
営業時間は11時~24時。