
船橋市を拠点とするプロスポーツチーム「千葉ジェッツふなばし」(以下、ジェッツ)と「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」(以下、スピアーズ)の装飾が、JR船橋駅南口のペデストリアンデッキに完成し、6月9日、完成を記念するセレモニーが開催された。
装飾は市のプロスポーツ等連携推進委員会が中心となって進めたもので、両チームのロゴやマスコットキャラクターの「ジャンボくん」と「スッピー」などが描かれている。装飾箇所は、ペデストリアンデッキ2階北側半円部分や駅前交番横の階段壁面などで、駅を訪れる多くの人々の目を引くデザインとなっている。
松戸徹市長は「市民も2チームを誇りに思っている。多くの人が利用する船橋駅に一目で分かるような装飾をしようということで、昨年秋から準備をして今回、完成した。次のシーズンでは両チームでダブル優勝を目指して頑張ってほしい」と期待を込める。
市担当者は「ジェッツカラーの赤とスピアーズカラーのオレンジを基調としたデザイン。『いくぞ!FUNABASHI!』と掲げ、両チームと市がさらに盛り上がるよう未来への意気込みを表している。そして、船橋をもっと好きになってほしい」と話す。
セレモニーにはジェッツ代表の田村征也さん、スピアーズのゼネラルマネジャー前川泰慶さんのほか両チームの選手も参加し、完成した装飾の感想や今後の意気込みを話した。ジェッツの田代直希選手は「かっこいいデザイン。結果を残して皆さんに恩返ししたい。後は、ジャンボくんが人気投票3位だったので、1位を取れるように応援してほしい」と話し、菅野ブルース選手は「多くの人に応援してもらえるとうれしい」と笑顔を見せた。
スピアーズの松井丈典選手は「ここを通る度にうれしい。気を引き締めて頑張りたい」と話し、梁川賢吉選手も「応援してくれている皆さんの期待に応えたい。誇りをもって頑張ります」と力を込める。