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船橋・前原御嶽神社に60基の灯籠で「まほらの灯路」完成 新たな景観創出へ

まほらの灯路の前に立つ前原御嶽神社宮司の鳥居南圭吾さん

まほらの灯路の前に立つ前原御嶽神社宮司の鳥居南圭吾さん

 京成松戸線前原駅から徒歩6分の場所にある前原御嶽神社(船橋市前原東5)で、拝殿までの参道に新たな景観「まほらの灯路(とうろ)」が6月18日に完成した。

御嶽神社の参道を彩る朱の灯籠=船橋・前原御嶽神社に60基の灯籠で「まほらの灯路」完成

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 前原御嶽神社の宮司・鳥居南(とりいみなみ)圭吾さんは、「参道は神聖な場所へと続く道であり、その思いを形にするため60基の灯籠を設置した」という。これは地域住民からの寄付によって整備されたもので、夕暮れになると温かな灯りが参道を照らし、参拝者を迎え入れる。

 「まほら」とは「美しい場所」を意味する古語。「まほらの灯路」には、「美しい場所へ続く灯りの道」という願いを込める。

 参道に並ぶ灯籠は一見すると木製に見えるが、特殊技術で造形されたコンクリート製となる。腐食しにくく、長期間美しい姿を保てるよう工夫を凝らす。

 デザインの原型となったのは、鳥居南さんが若い頃に奉職していた神社の灯籠。当時の経験をもとに、インテリアデザイナーでもある鳥居南さんの父親が設計を手掛けた。

 「灯りにも強いこだわりがある」と鳥居南さん。内部にはLEDを使用しているが、ろうそくの炎のように不規則に揺らぐ特注仕様となっている。一基ごとに異なるタイミングで明滅するため、参道全体が幻想的な雰囲気に包まれる。 「情緒のある風景をつくりたかった」とも鳥居南さんは話す。

 灯籠には寄付者の氏名が刻まれ、「孫やひ孫の世代が、おじいちゃんやおばあちゃんの名前を見つけてくれるかも」とも鳥居南さんは続けた。

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