船橋・飛ノ台史跡公園博物館で「縄文土器のふしぎ」展-Q&A形式で

アイランド式の展示で余すところなく土器の魅力を

アイランド式の展示で余すところなく土器の魅力を

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 飛ノ台遺跡公園博物館(船橋市海神4、TEL 047-495-1325)で現在、企画展「縄文土器のふしぎ」が開催されている。

直に本物の土器など展示品を眺めることができる(関連画像)

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 日頃来館者から投げ掛けられる質問や疑問を元に企画されているという「平成25年度企画展」の一環。精巧な造形美を放つ縄文土器に対して、以前から多くの来館者に「土器の文様がなぜ必要だったのか」「さまざまな文様にはどんな意味があったのか」「土器だけを専門に作る人がいたのではないか」など多くの質問が寄せられていたという。

 そんな疑問に答える形で「1.文様がついているふしぎ」「2.とんがり底のふしぎ」「3.数のふしぎ」「4.モチーフのふしぎ」「5.華やかな中期土器のふしぎ」「6.人や動物の文様がついているふしぎ」「7.つくった人のふしぎ?」の7つの「ふしぎ」と題して、Q&A形式で展示する。

 同博物館ではじかに本物の土器など展示品を眺めることができる。また、縄文土器の魅力をじっくり感じてもらうため、壁に沿わせて展示するだけでなく、アイランド形式の展示全方向から土器を眺められるようにも工夫を凝らしている。

「考古学的見地からこうだったのではないかとの推測はあるが、皆さんが縄文土器を実際に眺めて、1万数千年前に暮らしていた人々に思いをはせ、いろいろと想像を巡らせていただけることが一番の願い」と、学芸員の栗原薫子さん。

 開催時間は9時~17時。入場料は一般=100円、生徒=50円。12月22日まで。

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