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船橋・二宮神社で節分祭-神楽と福豆で五穀豊穣を祈願、鬼の乱入も

節分祭の時だけ披露される「大黒舞」にカメラを向ける参拝客

節分祭の時だけ披露される「大黒舞」にカメラを向ける参拝客

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 二宮神社(船橋市三山5、TEL 047-472-1213)で2月3日、節分の日の神楽の奉納や豆まきなどを行う「節分祭」が行われ、多くの参拝客が訪れた。

松戸徹市長ら地元の名士たちによる福餅まきの様子(関連画像)

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 船橋市の無形民俗文化財に指定されている二宮神社の神楽。1月15日の春の例祭、10月16日の秋の例祭でも奉納が行われるが、「大黒舞」などの節分祭だけの舞を見ようと、カメラを手にした参拝客も多数訪れた。「大黒舞」のほか、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「神明種子蒔舞」などの神楽が披露されると、盛大な拍手が沸き起こった。

 神事が執り行われている間、境内にいる参拝者には甘酒が振る舞われた。神事と神楽奉納が終わると拝殿から6匹の鬼が現れ、一時境内は騒然となった。子どもたちの悲鳴が響き、中には鳴き出す子どもも。一方で、子どもの鬼も登場し、参拝客を和ませた。

「鬼は外、福は内」の威勢の良い掛け声とともに、参拝客が鬼目掛けて豆を投げ付け、無事、鬼を征伐すると、松戸徹市長をはじめとする地元の名士たちにより、菓子や福餅などがまれかれた。

 菓子を受け取った子どもたちはうれしそうな笑顔を見せ、集まった参拝客は手にした福と共に今年の五穀豊穣と招福を祈願した。

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