船橋市内の農業従事者を対象に船橋市農水産祭実行委員会が実施する農産品評会の表彰式が2月14日、船橋市役所で行われた。

　この日行われた表彰式には、昨年11月9日に行われた農産品評会、9月2日のビックカボチャコンテスト、8月7日のなし味自慢コンテストという3種のコンテストの授賞者が参加。応募総数は323点で、農産品評会に152点、ビックカボチャコンテストに42点、なし味自慢コンテストに129点の応募があった。

　それぞれのコンテストで特別賞が用意され、中でも最高賞となる農産品評会の千葉県知事賞を印内の田中賢治さん（枝豆）が受賞。次いで、船橋市長賞を野菜の部＝印内の藤田勲さん（小松菜）、花卉（かき）の部＝米ヶ崎の伊藤英彦さん（シクラメン）、生活改善の部＝印内の小川佳子さん（枝豆と小松菜と生ハムのキッシュ）がそれぞれ受賞した。なし味自慢コンテストでは、藤原の伊藤嘉紀さん（幸水）、ビックカボチャコンテストでは岩佐三郎さん（アトランチックジャイアント）が市長賞を受賞した。

　このほか、船橋市議会議長賞、船橋市教育委員会教育長賞、船橋市農業委員会長賞、千葉県農林総合研究センター長賞、千葉県東葛農業事務所長賞など農業や経済に関係する各所が用意した28種類の賞を延べ46人が受賞した。

　この日の来賓あいさつで松戸徹市長は「船橋農産物のレベルの高さを多くの市民に知っていただく機会になった。市ではニンジンに続けと、船橋の梨もブランド化に向けて準備を進めている」と話した。