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船橋の滝不動駅前に待望のカフェ「cafe chou chou」

船橋の滝不動駅前にオープンした「cafe chou chou」の店内

船橋の滝不動駅前にオープンした「cafe chou chou」の店内

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 船橋の大穴や南三咲周辺からの鉄道利用客が多い新京成線・滝不動駅前に7月28日、カフェ「cafe chou chou(シュシュ)」(船橋市南三咲4、TEL 047-448-5664)がオープンした。

看板商品のハンドメイドのパンケーキ(関連画像)

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 同駅周辺では初めてとなる喫茶専門店。これまで同駅前には手づくり総菜の「コメコメケメ」や、焼き立てパンの「ヴィヴァーチェ」がイートインコーナーを併設するなど、駅前で時間をつぶせる場所の提供を担ってきた。

 近隣住民や同駅利用客の間では、同店が内装工事を始めカフェのオープンを告知したことで開店前から話題を集めていた。

 オープン後はハンドメイドのパンケーキを看板商品にたちまち人気店に。ランチタイムを中心に満席が続きなかなか入れない人気ぶりを見せている。

 店名の由来は、フランス語の「お気に入り」という言葉から。「気軽に立ち寄れてみんなのお気に入りの場所になれたら」というオーナーの田中さんの思いから名付けた。

 店舗面積は約18坪。席数はテーブル6セット、15席。テーブル間を広くとってゆったりとした雰囲気を演出している。店内のBGMは、田中さんがその日の気分や来店客に合わせてチョイスしている。赤ちゃん連れの来店者がいるときには、オルゴールのような優しい音楽にするなどの配慮も。

 店内の床や壁は内装を本業にしている長男が仕事の合間に時間を見て施工。約2カ月かけてじっくりと取り組んだ。接客は長女、調理はオーナーの田中さんが担当する。家族の絆でカフェを運営している。

 開店のきっかけは、婦人服販売の会社員時代、滝不動駅を通勤で利用していた田中さんの「この駅って何でこんなに不便なんだろう、駅前に時間をつぶす場所のひとつもない」という思いから。

 開設準備前には、高根公団駅前への出店を計画したが、偶然が重なって同所で開店することになったという。

 早くに結婚した田中さんは、実家の新聞販売店でまかないを手伝っていたこともあり、大人数の食事を手早く作るのに慣れていた。また、「人が家に来るのが好き、おいしそうに食べてもらっているのを見るのが幸せ」という外交的な性格が高じてカフェの出店に至った。

 同店の看板商品は今流行しているパンケーキ。プレーン(500円)、ミックスベリーと、チョコバナナ、小豆ホイップ(いずれも650円)の4種が用意されている。その他、デザートメニューにケーキやぜんざいなども用意する。

 11時~14時までのランチタイムには、日替わりのランチ定食やパスタ5種、ピザ4種なども用意。落ち着いたらモーニングメニューも開始する予定という。

 営業時間は10時~18時。水曜・日曜・祝日定休。

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