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御滝不動尊で「ふなばし健康のつどい」-コンサートやホタル放流も

放流されたホタル

放流されたホタル

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 御滝不動尊(船橋市金杉6)境内で7月19日、「第2回ふなばし健康のつどい・本気で元気づくり2014」が行われ、約200人の近隣住民が訪れた。

3Q体操をレクチャーする様子(関連画像)

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 会場では、無農薬の採れたて野菜、焼きそば、水ギョーザなどを販売。オープニングでは、体を緩ませて呼吸を合わせ、左右・内外のバランスを整えるという3Q体操と重陽気功が、二胡で奏でた癒やしの曲に合わせてデモンストレーションとして行われた。小グループになり、呼吸法、手足の動かし方を細かくレクチャーする場面も見られた。

 3Q体操の「3Q」は英語の「サンキュー」を指し、人と人の出会い、絆に感謝を持ちながら、この体操を広めていきたいという思いが込められている。主宰者の荒谷美枝子さんは「椅子に座ってでも、気軽に誰でもやれる体操。自分の健康を自ら守ることを伝えていきたい」と話す。

 雨脚が強まる中で行われた納涼コンサートでは、子どもたちと一緒に踊るばか面踊り、沖縄三味線「栄峰会」による尺八とシンセサイザーのコラボレーションが披露された。

 ホタルを放つ予定時間になっても雨が降り続けたため、急きょ放つ場所を葉っぱの下などに変更。「ホタルは羽がぬれると飛べなくなる」とスタッフ。ぬれないようにゆっくりと放たれたホタルは雨の滴を避けるように葉の陰にとどまっていたが、やさしくじんわりした光は御滝の森に溶け込み、来場者の心を和ませた。

  「ホタルが持つ日本人好みの風情は魅力的。ホタルは自然界では6月にいるものだが、子どもたちに参加してほしいので、あえて夏休みに入ったこの7月に催すことにした」と「ほたるの夕べ」代表の荒谷晃行さん。

 「ホタルを自生させることは容易でないが、御滝不動尊の清水流域を、ホタルの育つ環境を作り出すために整備、清掃してきた。その自然に触れることにより、子どもたちに自然の大切さを伝えられたら」とも。

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