食べる 暮らす・働く

船橋駅前の東武と西武で物産展-「富山・石川・福井」対「北海道」

東武百貨店「富山・石川・福井の物産展」をPRする「ミス百万石」と「福井県越前若狭の観光宣伝隊」

東武百貨店「富山・石川・福井の物産展」をPRする「ミス百万石」と「福井県越前若狭の観光宣伝隊」

  • 0

  •  

 船橋駅を挟んで位置する東武百貨店船橋店(船橋市本町7、TEL 047-425-2211)と、西武百貨店船橋店(本町1、TEL 047-425-0111)が現在、地方の特産品を扱った物産展を開催している。

西武百貨店の「秋の北海道物産展」をPRする「ミスはこだて」(関連画像)

[広告]

 両百貨店共に11日から始まった物産展。東武百貨店の「富山・石川・福井の物産展」は17日まで展開。石川県の加賀麩を使った湯を注ぐだけでお吸い物ができる宝の麩「照葉」(227円)や、福井市の羽二重餅総本舗から「羽二重どら焼」(195円)などの商品が並び、三県合計、70店舗が出展している。

 西武百貨店では、23日まで「秋の北海道物産展」を展開。新幹線の開通で盛り上がりを見せている函館を中心に札幌や釧路、小樽などから52店舗が出展している。15日まで期間限定で日本ウイスキーの父・竹鶴政孝さんにちなんだ「余市特集」を組むなど特色を見せている。

 物産展のPRをするため、東武が「ミス百万石」(石川県)の鳥居愛夢さん(23)と「福井県越前若狭の観光宣伝隊」(福井県)の吉田麗奈さん(24)の2人を、西武側は「ミスはこだて」(北海道)の八戸芹香さんを連れて船橋市役所を訪問、庁内で観光物産展のPR合戦を繰り広げた。

 両百貨店では、9月の1週目に「船橋のなし」を使ったオリジナルメニューイベントを実施し、共に多くの来場客が訪れたという。これまで、船橋駅を挟んだ立地にありながらそれぞれの特色を生かした展開で直接的な対決をせずに発展してきた両百貨店だが、9月に入ってから企画開催のタイミングや方向性が重なるなど、地元民の注目を集める状況が続いている。

 市内在住で9月1週目の「船橋のなし」イベントに両百貨店を訪れた40代女性は「百貨店が駅前に二つあることでもすごいこと。それぞれが刺激し合って、競争することで消費者の財布もゆるくなれば」と笑顔で話していた。

 営業時間は、東武百貨店が10時~19時。西武百貨店が10時~20時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース