![主婦と生活社から発売している料理本「野菜のスープ」](https://images.keizai.biz/funabashi_keizai/headline/1424765498_photo.jpg)
代官山の「モンキーカフェ」(渋谷区猿楽町)で2月20日、船橋市内在住の料理研究家・藤田承紀さんの料理本「野菜のスープ」(1,300円)の出版記念会見が行われた。
藤田さんは、自宅近くの八木が谷で農業にも従事している菜園料理人。自身で野菜を生産していることから「なるべく捨てる部分が無いように、玉ねぎも外の皮まで使い、にんにくも芯まで使用している。野菜はスープに使うならほとんど捨てる部分がない」と、菜園料理人ならではのこだわりを話した。
大きな写真に細かいレシピを添えて野菜メーンのスープを紹介している同書。藤田さんは「スープストックを使わないスープレシピを紹介したかった」と話す。
同書で取り上げられているレシピは、春夏秋冬の季節ごとに18種類、そのうちデザートスープがそれぞれ2~3種で構成。動物性食材を使用しているスープは半分程度で、多くのレシピが離乳食などにも使えるメニューだという。「初心者向けで、老若男女がおいしく、手軽に作れるスープレシピを掲載した」と藤田さん。野菜スープに後のせで肉や具をトッピングするものが多く、見た目や写真では単調になりがちなスープに彩りと変化を加えている。
「塩少々というレシピを多く見るが、この本では初心者向けに塩の分量まで細かく紹介している」と、藤田さんは同書の特徴を話した。
A5版フルカラー、128ページ。価格は○円。全国の書店などで販売している。