船橋大神宮(船橋市宮本5)で10月20日、恒例の「船橋大神宮奉納相撲大会」が行われた。
1590(天正18)年に徳川家康が東金へ鷹狩りに行く途中、船橋御殿に宿泊し、土地の人間が家康をもてなすために、漁師の子どもたちを集めて相撲を取らせたことが起源という同大会。
子ども相撲は大人相撲に変化を遂げたが、最初の一番は現在も子ども同士の取り組みを行い、「ハッケヨイ、ノコッタ」ではなく「ホウネン(豊年)、マンサク(万作)」の掛け声で実際の取り組みは行わず、相撲を取る形だけで大人の取り組みに移る。
開催日は毎年、20日に近日で「子ども相撲大会」も行われる。今年は18日に市内の各校で臨時に編成した相撲チームが学校代表として出場。優勝をかけて意地とプライドをぶつけ合った。
20日の「大人相撲」は、午前中に個人戦、午後に団体戦が行われた。団体戦には、自衛隊から「習志野自衛隊」、自衛隊下総基地からA・Bの2チームが参加。都内からも多くの相撲愛好家チームが参加した。
この日午後に行われた団体戦では、「習志野自衛隊」と「自衛隊下総基地A」が決勝を争い、「自衛隊下総基地A」が全勝優勝を果たした。