船橋港ボートパーク駐車場(船橋市日の出1)で4月17日、飲食店と全国酒蔵の共演イベント「第2回港の純米酒エルボー」が行われた。
同イベントは、酒のはしもと(船橋市習志野台4)の店主、正木成幸さんが発起人となり、日本酒をより気軽に楽しんでもらおうと昨年5月に初開催し、炎天下の中約2500人が参加した。
今回は、日本酒に力を入れている飲食店16店舗に声をかけ挑んだところ前売りチケットは2000枚完売。船橋駅南口から貸し切りバスを用意し、船橋漁港との往復バスも確保していた。
当日朝は、風が強いものの、天気予報の雨とはならずイベントは決行。チャーターバスには行列ができ、歩いて会場に向かう参加者も数多く見られた。10時スタートにも関わらず、正午までに約700人の来場者が訪れたという。
出店のスタッフたちは、声が風に消されないように、懸命に日本酒とグルメを販売していた。中には、熱かんのとっくりや、カニのかぶり物などでアピールするスタッフも。途中、小雨が降りだすも、来場者はレインコートや傘を差しながら、グルメと日本酒に舌鼓をうった。
この日は13時にさしかかる頃、雨足が強くなり暴風へと変化。予定していた屋形船は停泊したまま宴会として決行したが、午後のステージ落語や流しのライブなどは中止となった。マリーナ側では、飛ばされそうになる出店テントを来場者が一緒になり抑える場面も。安全面を考慮し、予定の16時より3時間早く中止となった。
「酒のはしもと」営業企画担当の小野寺直人さんは「悪天候の中、ご来場していただいた皆さまに感謝している。今回のことを踏まえ、来年に向けて頑張りたい」と話す。