船橋駅南口近くの本町通りに12月8日、そば専門店「蕎や本田」(船橋市本町4、TEL 047-426-1722)がオープンした。
店主は北海道旭川で生まれ、千葉県で育ち、船橋市には17年以上住んでいるという本田泰一さん(36)。「出身は北海道だが、大人になってからの遊び場は津田沼・船橋。都内よりも船橋市内の店で飲むことが多いので、価格帯や店の傾向もよく分かる。飲み友達も多い」などの理由から船橋で開業。店舗面積は13.5坪で、席数は16席。
神田の「藪蕎麦」で12年、新橋の「伍法」で3年と、いずれも都内の有名そば店で修業を重ね、独立に至った本田さん。北海道から本州各地のものを旬に合わせて仕入れたそば粉を、余分な皮を混ぜない「ひきぐるみ」で精製し、ブレンドしたものを手打ちで提供する。秘伝の「つゆ」に使う素材は修業時代と同等レベルの物を同じ問屋から仕入れている。「仕入れたかつお節や日高昆布は、長年の経験から得たレシピで配合。うま味が強く酒にも合う」と本田さん。
日本酒は、「十四代」「伝酒(でんしゅ)」「飛露喜(ひろき)」など日本酒好きな本田さんが好きなものをセレクト。刺し身や鴨焼きは旬なものを、だし巻きや板わさ、天ぷらなど酒に合わせた料理をそろえる。
ランチ営業では、「野菜の天盛り」「えび天盛り」「鴨のせいろ」などを900円~1,000円で提供してく予定。
営業時間は11時30分~14時、17時~22時30分。日曜定休。