船橋市農水産課が現在、船橋市内全域を網羅する農水産物の直売所マップを船橋駅南口のインフォメーションセンター(船橋市本町4)や市役所経済部の商工振興課、農水産課のカウンター窓口で無料配布している。
マップは船橋市の策定している農業振興計画の予算で作製。農家が登録されている農家台帳に「直売所を持っているか」というアンケートを送り、回答のあったものを取材しフォーマットにまとめた。JA市川市で数年前に作成していた直売所マップとも照らし合わせ、回答がなかった農家にも連絡を入れるなど念入りに調査したという。
個人農園から大規模な農園まで154件、市内ほぼ全ての直売所を網羅。定型フォーマットで直売所名または農園名、住所、電話番号を掲載。取扱品目はイラストで表示し、簡単な周辺マップも掲載している。
市内を4エリア(北部=黄緑、南西部=だいだい色、二和三咲=水色、東部=桃色)に分け、大規模直売所は紫色で表示。裏面の船橋市全域マップには直売所の大まかな位置だけでなく、市内の各小中学校、公民館、図書館や船橋大神宮・御滝不動尊・サッポロビール・ららぽーとTOKYO-BAYなどの名所も示している。
船橋市経済部農水産課の山本達也さんは「約10年ぶりに製作した。市民からも要望が多かったので有効に活用したい」と笑顔を見せる。
サイズは縦63センチ、横59センチ。蛇腹折りで、畳むとハンドバッグにも入るA4の3分の1サイズになる。配布部数は1000部。