船橋最大級の音楽イベント「ふなばしミュージックストリート」が10月22日、市内の16会場で開催され、105組の公募ミュージシャンが演奏する。
昨年も1万人以上が来場した人気のイベントで、今年で4回目になる。今回は船橋市制80周年を記念して、船橋市民と作り上げて一緒に楽しめる企画を考えたという。
主催は、地元のミュージシャンなどでつくる同実行委員会、船橋市、船橋市教育委員会。「音楽のまち ふなばし」を掲げる船橋市をさらに活性化させることを目的として、市が約750万円の予算を組む。音楽イベントは都内や他の地区でもあるが、市が主催しているケースは珍しいという。
今回は「どんな時にも心に音楽を忘れない」「船橋をもっと元気にしたい」「『歌うこと、奏でること、創ること、届けること』で船橋に集う人々の心の架け橋になりたい」という3つの憲章を掲げ、イベントを盛り上げる。アドバイザーとして、徳永英明さん、絢香さんや欅坂46などを手掛けている音楽プロデューサーの松浦晃久さんを迎え、さらにイベント内容を充実させるという。
主な見どころは、船橋を活動の中心にしているプロミュージシャンのステージをはじめ、茶華道センターで邦楽の調べとお茶を楽しむイベントや、初めての楽器体験コーナー、弾き語りコンテスト、姉妹・友好都市のヘイワード市と西安市から学生による来日演奏など。今回初となるスタンプラリーも開催する。グランドフィナーレは市民文化ホール(船橋市本町2)で開催。
「市制80周年を音楽で盛り上げたいと思っている。より多くの人に音楽に触れてもらい、ふなばしミュージックストリートの知名度をさらに上げていきたい」と船橋市教育委員会の鎌田悠希さん。
会場は下記の通り。会場によって開催時間が異なる。
天沼弁天池公園、船橋グランドホテル、船橋駅北口おまつり広場、東武百貨店4階屋上広場、西武船橋店カーニバル広場、きららホール、フェイスビル連絡デッキ、ネクスト船橋東エントランス、バディーズ、船橋スクエア21ビル前、船橋市茶華道センター、市民文化ホール、ららぽーとTokyo-Bay、ビビット南船橋、ふなばし森のシティ、ミュージックバス。
ボランティアも年齢、資格を問わず募集している。10月5日までに登録するとスタッフTシャツを進呈。応募や開催時間など詳しくは市ホームページで確認できる。