JR船橋駅南口から歩いて約4分の場所に5月6日、内科と小児科、こども歯科「メディパーク船橋南口」(船橋市本町1)がオープンした。
同施設は4階建てのビルで、1階には「アイセイ薬局 京成船橋店」(TEL 047-495-1500)、2階には「内科・泌尿器科・皮膚科 みやもとクリニック」(TEL 047-401-3841)、3階には「船橋こどもクリニック」(TEL 047-404-3655)、4階には「船橋こども歯科」(TEL 047-431-0777)が入居している。
2階の「みやもとクリニック」の院長・宮本憲生(けんせい)さんは千葉市出身。千葉大学医学部附属病院のほか、船橋市内では船橋市立医療センターと船橋中央病院に8年間勤務した経験もあり「船橋に貢献していきたい」と話す。専門分野は泌尿器科だが、風邪や糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病、湿疹、じんましんや水虫などの初期治療を行うことができる。
3階の「船橋こどもクリニック」は、明るい色の壁紙に花や小鳥のイラストが描かれ、明るい雰囲気。院長は、1歳9カ月の子どもの父親でもある児玉雅彦さん。昭和大学病院や千葉県こども病院で小児科医として勤務していた。「地域に密着したかかりつけ医として、子どもたちが健やかに成長するためのサポートをしていきたい」と話す。
4階の「船橋こども歯科」の院長は船橋市在住の椎名美和子さん。院内にはキッズスペースや相談室も設けられ、セサミストリートや明るいイラストが壁一面に描かれている。虫歯治療だけでなく、虫歯にならない口の環境をつくる「健口作り」に力を入れ、「マイオブレース矯正」と「セサミストリートメンバープログラム」を取り入れている。
「マイオブレース矯正」とは、姿勢や呼吸、舌や口の使い方を正しく身に付けて、自分自身で歯並びを治す治療法のこと。「セサミストリートメンバープログラム」は、健康な口の中の環境をつくり、健康的な顎顔面領域の発育を作るためのプログラムを一緒に学んで実践していくというもの。「歯科衛生士・栄養士・保育士と協力しながら、子どもたちの健康のために楽しく学べる場にしたい」と椎名さん。
1階のアイセイ薬局の吉田誠さんは「駅から近く、人口も多い場所なので、みなさんがすぐに駆け付けられる場所になれば」と話した。近隣地域に住んでいるという3歳の子どもと来場した母親は「このモールで子どもも私も診てもらうことができるので、ありがたい」と笑顔を見せた。