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東武船橋駅から「500系リバティ」 船橋から日光へ初の直通運行

ホームに集まる鉄道ファン

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 東武鉄道・船橋駅(船橋市本町7)から東武日光駅まで、初の直通運転をする特急列車として「リバティ」が5月26日、船橋駅から特別運行し、早朝から50人を超える鉄道ファンが駆け付けた。

船えもんも駆け付けた。左は松戸徹市長

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 東武鉄道・船橋駅の駅長で東武船橋駅管区長の坂本昭弘さん(54)は「船橋駅から特急列車が発着するのは今回が初めて。船橋駅始発でのイベント列車も初めて」と言う。

 同日は、松戸徹船橋市長と船橋市のブランド産品PRキャラクター目利き番頭「船えもん」が駆け付けた。「いってらっしゃいませ!」と書かれた横断幕を掲げ、「リバティ」に乗車する各地から集まった鉄道ファンを見送った。

 リバティは、昨年導入された東武鉄道の特急車両。6両編成で運行する「スペーシア」と比べて3両編成ごとに併結・分割して運行することができるのが特徴。さまざまな運行形態や運用が可能なことから、東武鉄道の抱える路線を幅広くカバーできる。今回の貸切列車は、リバティ運行開始1周年の記念事業として企画された。

 坂本昭弘駅長は「私は、船橋駅管区長ということで船橋市の非公認応援大使を自任している。東京の『ソラマチ』では船橋をPRするリーフレットの配布を松戸徹市長と共に行い、6月2日には当駅のコンコースで『農水産祭地場野菜即売会』も実施する。個人的には今回のような企画をもっと増やしていきたい」と話した。

 今回のリバティ特別車両は、9時2分船橋駅発、12時8分東武日光駅着。約180分の自由時間を経て東武日光駅を15時13分発、18時9分に船橋駅着。昼食には「リバティ運行開始1周年記念弁当」を提供し、セットに「日航鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」、各種リバティグッズなどが付く。チケット販売価格は、大人1万500円、小人8,500円。乗車券は販売開始から1時間半で完売したという。

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