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船橋漁港で灯籠流し 自然災害犠牲者や先祖に思いを込めて

過去開催時の様子

過去開催時の様子

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 船橋漁港(船橋市湊町3地先)の太鼓橋脇で9月1日、灯籠(とうろう)流しが行われる。

過去開催の様子(関連画像)

 同所での灯籠流しは、2011年の東日本大震災をきっかけに始まった。「宗派問わず、天災などの犠牲となった方々や先祖に感謝の気持ちを込めて、共にお祈りしたい」と、船橋仏教会が船橋市漁業協同組合の協力のもと始めたもの。

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 船橋仏教とは、事務局を慈雲寺(船橋市宮本6)内に持ち、宗派問わず市内50カ寺で構成している組織。

 船橋仏教会事務局の丹羽浩道さんは、「一般的に灯籠流しというとお盆の時期にこの世に呼んだ精霊をあの世に見送る送り火の行事のことを言うが、もともと船橋漁港では9月1日に、『海施飢餓』という海難事故で亡くなった方の供養が行われていた。そのためこの日は漁がなく、船橋漁港の協力で開催している」と話す。

 灯籠にともす灯明には闇(迷い)を照らす知恵の光と言う意味があり、昨年は約150基の灯籠の申し込みがあり、年齢を問わず真剣に灯籠を拝む姿が見られた。「精霊を安らかにあの世にお見送りすると共に、灯籠にともされた光に今を生きる私たちの希望の光を見い出してご祈願いただければ」と丹羽さん。

 同日17時から受け付けを開始し、18時からイベントを行い。会場では、船橋市出身の歌手・恭子さんや岡谷柚奈さんのライブ、移動販売車「あま野」による出店も予定する。

 灯籠の申し込みは先着300人まで船橋仏教会事務局(TEL 080-3366-8559)で受け付ける。灯籠奉納冥加料=1基1000円。当日受付で支払う。