船橋競馬場(船橋市若松1)で10月13日、「第7回船橋競馬場ダートランニングフェスタ」が開催される。8月31日まで出場チームを募っている。
同フェスタは競馬場のダートコースを使って人間がレースをするファンランイベント。主催は市民団体の「チームふなばし88(ハチハチ)」で、地元企業や個人の協力を得て今年で7回目の開催を迎える。企画・運営はすべて地域のボランティアが行い、当日を含め毎年約100人のボランティアが同イベントを支えている。
競技は「19kmダート駅伝」で、種目は「男子」「男女混成(女子のみ含む)」の2種目。各種目、5人1チームとし、1周1250メートルの内コースを15周、合計約19キロメートルを走りタイムを競う。参加は、小学5年生以上でコース1周以上を自走できる健康な男女で、年齢の上限はない。制限時間は2時間15分。
競技には仮装でも参加でき、着用するゼッケンには事前に登録した「フナバシテイオー」などのニックネームを入れてもらえる。馬と同じようにスターティングゲートから「出走」できることから、代表の川崎拓己さんは「競走馬の気分を味わえる」と話す。「ダートコースの砂の厚さは約9センチあるので、思うように前に進まない、もがきながら攻略することが癖になるリピーターも多い」とも。
昨年は158チームの参加があり、出走したのは960人。過去には個人レースも行い、高知や秋田、山口県からのエントリーもあった。駅伝だけになってからは、遠来チームとしては静岡や群馬、兵庫県からの参加もあったという。
川崎さんは「正直つらいが、規模がこぢんまりしており、飲食物販などのブースも充実している。普段は入れないダートコースでタスキをつないだ仲間との駅伝はすてきな思い出になるはず。楽しい一日を過ごしてもらえれば」と、締切間近となったエントリーへの応募を呼び掛けている。
参加料は1チーム5人で2万円。エントリーは「スポーツエントリー」「ランネット」「JTBスポーツステーション」の公式ホームページから。