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船橋で「お寺の夏、音まつり」 境内にキッチンカー、本堂でポールダンスも

本堂でポールダンスを披露するAri(アリ)さん

本堂でポールダンスを披露するAri(アリ)さん

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 大穴地区と豊富地区の間にある浄明寺(船橋市楠が山町)で8月26日、6回目となる「お寺の夏、音まつり」が開催され、子ども連れの家族客を中心に多くの人でにぎわった。

境内の様子(関連画像)

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 同寺はもともと船橋市芝山に本尊を安置していたが、2005年に楠が山町の同所へと阿弥陀仏如来を移した。同祭が始まったのは2012年。「お寺というのは、昔は子どもが学んだり遊んだりする場だった。そんなお寺で、忘れられない夏の思い出を作ってほしい」との思いから、老若男女が楽しめるフェスティバル形式で8月の最終日曜に開催している。

 当日は本堂の窓を全部開け、音楽ライブやマジックショーなどを展開した。境内にはキッチンカーや屋台が並び、昨年から組まれるようになったやぐらを中心にして生演奏で盆踊りを行った。

 ミラーボールを飾った本堂のステージでは、しの笛奏者の片野聡さん、ピアノ&ボーカル・永山恵理さん、ベース・菊田茂伸さん、ドラム・MINMIN(ミンミン)さん、マジシャンテツさんに加え、バンド「BUMP OF CHISUI」、今年初参加のベリーダンス「シェケル」、千葉県市川市で今年6月に県内初のポールダンススタジオをオープンした「ALISH POLE DANCE」が会場を盛り上げた。

 菊田さんは「お寺でポールダンスショーなんて、日本初では」と話す。ステージ出演者は同寺副住職の青山智遂(ちすい)さんが取りまとめた。「今年のテーマはダンスと音楽。盆踊りから『サタデーナイトフィーバー』まで楽しんでもらえたら」と青山さん。

 境内での屋台は、青山さんの友人で駄菓子店「まぼろし堂」(八千代市桑橋)店主の成田英輝さんが知り合いなどに声掛けして集めた。「まぼろし堂」は新しく作ったキッチンカーで出店。あめ細工師・こみちゃんによる飴細工販売、「GOOD LUCK PIZZA STAND」(八千代市)の移動販売などが行われた。室内では腕輪念珠作りのワークショップも行われた。

 会場には子ども連れ客の姿も多く、敷地の外には電動アシスト付き自転車が並び、駐車場は満車になるほど人が集まった。音楽や祭りの雰囲気を楽しむ小さな子どもの姿も多く見られた。

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