船橋市のご当地キャラクター「ふなっしー」のファミリー「ふなごろー」「ふにゃっしー」が9月17日、ららぽーとTOKYO-BAY(船橋市浜町2)中央広場で新調した梨皮(キャラクターの表皮)の2号機のお披露目会を行った。
ふなごろーは、ふなっしー兄弟の56番目の弟とされており、芋虫と梨のハーフ。ふにゃっしーは、ふなっしーとふなごろーの飼い猫。登場からしばらくはふなっしーと活動を共にすることが多かったが、最近は2キャラでの単独活動も増えている。それぞれの持つ個性にファンが増えている
300人を超えるファンの前でふなごろーとふにゃっしーによるトークが行われ、ふにゃっしーが「よく見ると薄汚れている」と子どもたちに指摘されたことや、ハードなダンスや移動で足の裏に傷ができたことを披露するなど、梨皮のへたり具合のエピソードとともに1号機の疲弊ぶりを紹介した。
猫だけに自分の毛皮のケアはしっかりと行っているというふにゃっしーに比べ、散らかし癖のあるふなごろーは「ふなっしー兄ちゃんよりはマメにやっているなっぴ」と主張する。
1号機について、ふなごろーは「海外にも行っていろいろな人に会えたのが大切な思い出」と話し、ふにゃっしーは「汚いっていっぱい言われたけどそれも思い出」と、筆談で返答。ふなごろーが「そういえば、登場初期はよく子どもたちにポコポコ叩かれたなっぴ」と振り返り、会場のファンを盛り上げた。
ふなごろーがワンマンステージで写真撮影に応じている間、ふにゃっしーがバックヤードで梨皮を2号機に変え登場。さっきまで折れ曲がり、しわが寄って薄汚れていたふにゃっしーの梨皮は、ピンとしたハリを取り戻し、汚れていた手や表皮は輝くような白さを取り戻した。
ふにゃっしーのワンマンステージの間に、次はふなごろーが2号機を着装して再登場、折れ曲がっていた触覚がぴんと張り、芋虫の尻尾も弾力のあるハリを取り戻し、表皮の黄色とハリの新鮮さを取り戻した。
最後に、新しい梨皮で「おどるポンポコリン」に合わせたダンスでファンを楽しませていた。
初代の梨皮は今後も使う予定があり、2号機に変わったからといってお別れというわけではないという。