船橋港および船橋ボートパーク(船橋市日の出1)で9月29日、「第3回ふなばSEAフェスタ」が開催される。主催は船橋青年会議所。
国連加盟193カ国が2016年からの15年間で達成する目標として掲げたSDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の一つとして、SDGs14番の「海の豊かさを守ろう」に関するイベント。
船橋は海に面し、海とともに発展してきた街でありながら「船橋の海に行ったことがないという船橋市民もいる。そんな人たちに船橋の海に来てもらうきっかけとなり、船橋の海の魅力をより多くの人に知ってもらえれば」と、同フェスタ実行委員会のメンバー・秋山雅教さん。「このイベントをきっかけに、海のことを考えてもらい、明日からの行動を変えてもらえたら」とも。飲食ブースにある船橋青年会議所の飲食ブースでは、マイ箸・マイ皿を持参して購入すると、無料で大盛りサービスを受けられる。
ボートパークでは、船橋グルメを扱う店が並ぶほか、さまざまなイベントを開催する。一番の目玉となるのは「GOZA(ゴザ)-1」。海の上に20メートルの特注ゴザを浮かべ、その上を走ってタイムを競う競技。小学生以下の部門と中学生以上の2部門に分けて競う。「海の上を走ることができる」とあって、出場希望者は年々増加し、今年は100人の出場枠に対し、180人の応募があったという。
船橋産品の一つホンビノス貝の貝殻を1分間で積み上げる高さを競う「ホンビノスチャレンジ」や、「漁船乗船体験」では貝柄島やSHIRASEの周辺などを約60分間周遊できるものもあり、事前応募には定員を上回る応募があった。
当日はふなばし産品ブランドPRキャラクターの「目利き番頭 船えもん」も来場予定。「船橋の海の魅力をぜひ確かめに来てください」と秋山さんは話す。
対岸にある船橋港親水公園(船橋市浜町2)では「第12回おさいらうら・さんばんぜ ふなばし港まつり」が同時開催される。「さわれる水族館」や太平丸でのクルージング、地元小中学校の演奏なども予定する。
開催時間は10時~15時。両イベントとも入場無料、小雨決行。ふなばSEAフェスタの雨天時開催は、当日の朝、船橋青年会議所のホームページで発表する。