第5回「船橋ミュージックストリート」が10月21日、船橋駅を中心とした屋内外17会場で開催され、多くの市民が参加した。
同イベントは、「音楽でまちを元気に!」という思いに賛同したミュージシャンがプロアマの垣根を超えて集う船橋市内最大級の音楽フェスティバル。昨年は台風の影響で中止だったため、2年ぶりの開催となった。
船橋駅北口おまつり広場では「弾き語りコンテスト」が開催され、オーディションを勝ち抜き全国から船橋に集まった10人のシンガーが、それぞれが持つ世界観やメッセージを音楽に乗せて熱演を繰り広げた。
埼玉県から「弾き語りコンテスト」を聴きに来たという20代の男性は、「こういう場所でしかいろいろな音楽を聴く機会がない。自分が知らないジャンルの音楽に触れることができた時間だった」と感想を話した。コンテスト終了後には審査員から「来年も再来年も船橋に来ていただいて、第二のホームにしてほしい」とメッセージが寄せられた。
船橋市民文化ホール(船橋市本町2)でグランドフィナーレが開かれ、弾き語りコンテストでは兵庫県出身の女性シンガーゆりかさんが優勝したほか、船橋の郷土芸能湊町ばか面踊り、吹奏楽演奏によるFMSイメージソング「皆が輪になって」が演奏され、船橋に音楽の輪が広がった一日となった。