タピオカミルクティーを提供するドリンクスタンド「Meetea(ミーティア)」(船橋市馬込西2)が2月25日、東武アーバンパークライン(旧東武野田線)の馬込沢駅近くにオープンした。
オープン直後から馬込沢周辺の「インスタ女子」や流行に敏感な中高校生、カフェ巡りをしている女性客らでにぎわいを見せている。店名は、「お茶」に「会う」との意味から付けたという。
白い壁に深緑と黒をアクセントにした外観。店内にはグレーのレンガ模様の壁紙にピンクのデザインボードや「ユニコーン」のキャラクターなどを使う。店舗面積は約10坪、カウンター4席。テークアウトの利用客がメインで、女性客の多くがドリンクと一緒に写真を撮っていくという。
店主は、中国人男性と日本人女性の陸さん夫妻。結婚を機に中国を訪問した2012年、台湾発祥のタピオカドリンク専門店「CoCo都可」で飲んだタピオカミルクティーを「あっという間に飲み干した」といい、「本場」の味に感動。国内で飲んでいたタピオカミルクティーもおいしかったが、開店に合わせ茶葉や独自のブレンドなどを半年かけて研究。タピオカもメーカー数社から取り寄せ試食し、「一番ベストなタイミングで提供できる調理方法」も探った。
オーダーが入ってから茶葉を蒸らし一杯ずつに入れる紅茶に、タピオカをトッピングした「タピオカミルクティー」(レギュラー=350円、ラージ=450円)を看板メニューに据える。
メニューは、ミルクティーシリーズ、ティーシリーズ、ミルクシリーズ、スムージーシリーズからベースを選択。タピオカパール、ミルクフォーム、ふわふわホイップの3種類を追加50円でトッピングできる。甘さと氷の量も4段階から選択可能。
「もっと効率よくする方法もあると思うが、ミルクティーがおいしくなかったらタピオカミルクティーを提供する意味がないので、茶葉から入れて提供している」と陸さん夫妻。「中国ではタピオカドリンクは若い人から高齢者まで、男女問わず飲む日常的な飲み物。若い女性だけでなく気軽にいろいろな方に召し上がっていただきたい」とも。
営業時間は11時~14時30分、15時30分~18時30分(今後変更予定)。土曜・日曜定休。