「和旬彩・串あげ おばら」(船橋市本町4、TEL 047-411-6303)が本町通りから入った路地にオープンして約1カ月半がたった。
店主は、創作和食「御忍」(本町2)でオープン当時から働いていた小原克夫さん。「『御忍』にいる頃からいつか独立したいと思っていた。もともと串揚げが好きなので、独立するなら串揚げメインでと考えていた」と話す。小原さん夫婦は船橋出身であることから、店を構えるなら地元船橋と決めていたという。小原さんの妻は「40歳までには独立という思いがあったようで、ぎりぎりですね」とほほ笑む。
店舗面積約10坪の店内は白と木目を基調とし、モダンで落ち着いた雰囲気。カウンター6席、4人掛けテーブル3卓を用意し、そのうち1卓は個室として利用することもできる。個室との仕切りを外して16席を用意することも可能。10人から16人までの貸し切りも受け付けている。
「年配の方にも串揚げを楽しんでもらいたい」と、ひとつひとつ丁寧に刺した串揚げは、胃もたれしないように軽く仕上がる油を厳選しているという。
串揚げは「牛ヒレ」「エビ」(1本=180円~)など定番メニューのほか、「マッシュルームチーズ」「レンコン挽肉カレー」など少し変わった串揚げなどを常に30種は用意しているという。タレは、自家製ソース、からしソース、塩は藻塩、抹茶塩、カレー塩の3種(日によって変わる場合あり)、レモンを用意し、いろいろな味で楽しめる。
「季節のお造り」や「生ザーサイとパプリカの浅づけ」「海老とホタテのサラダ 南瓜のスープ仕立て」など、地元農家や船橋市場から仕入れる新鮮な食材を使用した一品メニューも豊富。「日々、食材にあったメニューを考えている。毎日来ていただいても楽しんもらえると思う」と克夫さん。その他、コースメニュー(3800円~)も用意。ドリンクはビールや焼酎、ワインなどを一通りそろえ、「日本酒は限定流通のちょっとめずらしいもの」を用意しているという。
小原さん夫妻は「狭い通り沿いなので、まずみなさんに店のことを知ってもらいたい。串揚げだけでなく、一品料理だけでもいいので、気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
営業時間は17時~24時。