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ららぽーとで「船橋のなし」味自慢コンテスト 最高賞は藤原の「鈴木農園」に

味一番の梨を決める投票数を数えているのは、会場にいた中から率先して手伝いに参加した子どもたち

味一番の梨を決める投票数を数えているのは、会場にいた中から率先して手伝いに参加した子どもたち

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 ららぽーとTOKYO-BAY(船橋市浜町2)北館中央広場で「第52回船橋市農水産祭なし味自慢コンテスト」が8月27日、開催された。主催は船橋市農水産祭実行委員会。

梨の試食会の様子

 船橋市内の117戸の梨農家がエントリーし、26日に専門審査員により15点の梨(豊水)が特別賞を受賞。その15点の梨が会場に展示された。受賞した上位3位までの梨を来場者の中から先着30人が食べ比べた後に投票し、今年の「船橋のなし」の味一番である最高賞「船橋市長賞」が「鈴木農園」(藤原)の鈴木栄一さんに決定した。

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 コンテストは市内の生産者の技術向上と消費拡大を目的とし、2002(平成14)年に始まり今年で17回目。10年ほどは船橋市役所を会場としていたが、2013(平成25)年からは会場をららぽーとTOKYO-BAYに移し、毎年この時期に開いている。夏休み中でもあり、幅広い年齢層に親しまれるイベントになっている。最高賞を受賞した鈴木さんは「今回の受賞に大変驚いている。愛情を込めて育てた梨が最高賞に選ばれ、とても光栄」と話した。

 松戸市長は「『船橋のなし』は『大間のマグロ』と同じように特許庁の地域団体商標に認定されている。子どもたちには他の農水産品と同様に、梨も『地元の味』として覚えて、成長してほしい」とあいさつ。船橋市農業センター金堀町)所長の高橋弘樹さんは「昨年秋の台風による塩害が心配されたが影響はなかったようだ。今年の夏の長雨や日照不足の影響もあり、梨は小ぶりで生産量は昨年より少なくなる予想だが、味は例年通り甘い」と話し、投票をした小学生の植田さんは「シャキシャキしておいしかった。梨は毎日食べている」と笑顔で話した。

 会場ではさまざまなイベントが催され、「梨の皮むきチャレンジ」や「ナシをキャッチで梨ゲット」「船橋の梨お絵かきコンテスト」のほか、「なしウルトラクイズ」も行われた。各イベントの参加者、優勝者には「船橋のなし」が進呈された。

 コンテストの前には1985(昭和60)年から行われている「福祉なし」の贈呈式が行われた。船橋市果樹園芸組合と市川市農業協同組合から合わせて600キロの梨を、船橋市内の92の福祉施設に届けているもの。松戸市長が2団体に感謝状を贈呈した。

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