中国スイーツ店「MEETCHA (ミーチャ)」(船橋市本町7、TEL 070-5598-9982)が10月7日、JR船橋駅から徒歩3分の場所にオープンした。
本町のラーメン店「いさりび」の店頭の一角を借りる形で店舗を構えている同店。「いさりび」の店主堀江祝光さんの妻、洪鶯(こうえい)さんが運営している。
きっかけは、毎年出店している「船橋ハワイアンフェスティバル」。今年はどんなメニューを出そうかと考えていたところ、洪鶯さんの地元中国のスイーツ「ユーユェン」(756円)を出すことに。「ユーユェン」とは、タロイモやサツマイモなどを練った団子が入ったスイーツで、夫婦で作り方や材料などを模索した。
洪鶯さんの中国の友人に情報を聞いたり、作り方を調べたり、材料にもこだわり、数カ月かけて商品化。イベント時も好評だったことから、店頭での販売に踏み切った。
同店では、紫芋のユーユェンとサツマイモのユーユェンに、無着色のミニタピオカや北海道産小豆、美容効果の高いシソ科の植物からできている仙草ゼリー、豆花(トウファ)にロイヤルミルクティーかココナツミルクを入れ、メイプルシロップか黒糖をかけている。甘さや冷たさがオーダーでき、テークアウトのみの販売。
洪鶯さんは「中国で好んで食べていたスイーツを日本で食べられてうれしい。店名の『MEETCHA 』の『MEET』には探していたものをついに見つけたという意味があり、それは私の気持ちも来店者の気持ちも含んでいる」と話す。
食材は産地や品質にこだわり、美容と健康にも配慮している。特に紅茶は、地元中国から取り寄せた、紅茶の起源として世界公認の高級紅茶「ラプサンスーチョン」を使用。
洪鶯さんは「店頭販売を始めてからお客さまとのコミュニケーションが楽しい。見慣れないスイーツでよく分からないと思うので、気軽に聞いてほしい。今後は年齢層幅広く、いろいろな人に食べてもらいたい」と笑顔で話す。
営業時間は11時~17時。