船橋市に本社(船橋市旭町2、TEL 047-438-6648)があるパール技研白井工場(白井市平塚)の食堂兼会議室に現在、「Philocoffea(フィロコフィア)」(本町2、TEL 047-460-9400)と市内の協賛コーヒー店がコラボしたコラボコーヒーマシンが設置され、従業員の休憩タイムに新風を吹き込んでいる。
同マシンの設置に踏み切ったのは、生まれも育ちも船橋のパール技研社長、小嶋大介さん。梶さんのリアル船橋コーヒータウン化というコーヒーのインフラづくりにも共感。
「リアル船橋コーヒータウン化」は、2016(平成28)年に始まった市内のコーヒー専門店で組織された「船橋コーヒータウン化計画」に由来したもの。本日から東武百貨店船橋店で始まっている「船橋コーヒーフェスティバル」を2016年から毎年開催しているが、梶さんは「毎年のフェスティバルという一過性のもので終わるのではなく、人が集まる場所にコーヒーがある、それがステータスになるようなインフラづくりを目指している」と熱く話す。
コーヒーマシンは、Philocoffeaのコーヒーがベースにあり、月替わりでもう1社のコーヒーが飲めるというもの。豆の種類はもちろん、ひき方、湯の温度、タイミングなど、入れる際の調整をマシンにセットすることで、その店の味が再現できる。店に行かずしてその店の味わいが楽しめる。
「業務以外で設置している場所は珍しい」と梶さんが話すように、リアル船橋コーヒータウン化のインフラづくりの第一歩となる場所になるという。小嶋さんは「私たちは製造メーカーだが、全く違ったジャンルの経営者同士がこうやって垣根を越えて地域問題に取り組めるというのも、すごいことだと思っている」と話す。
梶さんには「コーヒー会社の垣根を越えて地域課題や問題に取り組みたい」との思いがあり、今回マシンメーカー「ラッキーコーヒーマシン」の協力を得て、同社と新しく契約した。「FUNABASHI COFFEE」と銘打った製品で、すでに市内複数社との契約が進行中だという。
問い合わせはPhilocoffea(TEL 047-460-8522)まで。