講演会「~簡単でからだにいい~じょうぶなこどもを作る基本食」が2月23日、船橋市勤労市民センター(船橋市本町4)で開催される。主催は、学校給食と子どもの健康を考える会・船橋。
同会では、子どもたちの健康のために学校給食の米飯回数を増やし、学校給食を完全米飯化することを目指しているボランティア団体。全国に支部を置き活動している。船橋を担当する池田智子さんは、小学生と保育園児の子どもを持つ母親で、市内保育園の栄養士として働いている。
船橋の同会の発足について、池田さんは「職業柄、子どもの食については前々から興味があり、幕内秀夫さんの講演会を聞きに行ったのがきっかけだった。その時聞いた幕内さんの話が面白おかしく、今までの私の食に関する『こうでなければいけない』をひっくり返された。とても気持ちが楽になり、ぜひ船橋のママたちにも食について知ってほしいと思い、今回の講演会を実現するため仲間を募り、会を立ち上げた」と話す。「知人や友人に声を掛け、その思いを伝えてきた」と池田さん。
当日は同会代表の幕内秀夫さんが登壇する。幕内さんは、書籍「粗食のすすめ」「子どもをじょうぶにする食事はお金も時間もかからない」など、食に関する著書を持つ。
幕内さんは「主食(ごはん、もち、うどんなど)と飲み物(お水・お茶)を整えるだけで、70点合格」と話す。「健康のために大切なのは栄養バランスではなく、日本で先祖代々ずっと受け継いできたごはん中心の日本の食生活」とも。講演内容は、難しい栄養素の話やグラフでの説明は一切なく、誰でも実感したことのある身近な話で進める予定という。
池田さんは「親子でできる稲作体験など、今後は『米』をテーマにした活動を行っていきたい」と意気込む。
チケットは、前売り=800円、当日=1,000円。中学生以下無料。申し込みはメールと電話(担当・池田、TEL 090-8000-3927)で受け付ける。