船橋商工会議所青年部(以下、YEG船橋)が市内飲食店のテークアウト情報をまとめたアプリ「TAKE OUTふなばし」を4月18日、プレオープンした。
同アプリは、福井県鯖江市の商工会議所青年部(YEG鯖江)で新型コロナウイルス感染症対策として実施していたものを、船橋用に流用。現在掲載件数は、約100件(4月18日時点)。
同アプリの導入に当たって、YEG船橋内の有志で組織された「テークアウト応援隊」メンバーは、鯖江市のメンバーと調整し、船橋市が行っている「#食べよう船橋」サイトからの飲食店情報共有など各種の調整を2日でまとめ、少しでも早くリリースするため、昼夜を問わず入力作業を行ったことで、4月20日の予定よりも2日早いオープンにこぎ着けたという。
「キーワード検索」「絞り込み検索」などから選択し、「絞り込み検索」には、「ジャンル検索」「エリア選択」「受取方法選択」などの機能も付いている。
テークアウトだけでなく、自宅やオフィスまで配達可能なデリバリー情報も掲載。決済方法は、現金、クレジットカード、PayPayなどのほかに、電子決済など個別の決済方法の情報も添えている。
個店の紹介ページは、店の特徴が分かる写真や紹介文、メニュー一覧などが掲載され、店舗のホームページやSNS(インスタグラム、フェイスブック、ツイッター)なども紹介。店舗が更信する営業時間の変更などの直近情報にも触れられる。
グーグルマップと連動し、位置情報から店舗を割り出して道案内も行う。スマートフォンやタブレットから検索する場合は、電話番号をクリックするとそのまま電話が掛けられ、注文も店舗画面からスムーズに行える。
「飲食店さんの大変な状況は肌で感じている。少しでもこの活動が役に立つならうれしい」と入力作業を担当したメンバー。「一人でも多くの方に利用していただき、家事の負担軽減、外出できない子どもたちの楽しみ、何より、政府の給付や補償が決まるまで地域の飲食店さんをみんなで支えることができればと考えている」と、テークアウト応援隊隊長の大木武士隊さん。