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北習志野に地域密着営業の青果店-地場野菜中心に取りそろえ

商店街の空き店舗を居抜きで利用し開店させた「やっちゃば本舗」

商店街の空き店舗を居抜きで利用し開店させた「やっちゃば本舗」

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 新京成線北習志野駅から広がるビアーレきたなら商店会内に青果店「(愛)やっちゃば本舗」(船橋市習志野台2、TEL 047-401-3808)」がオープンして3カ月が過ぎた。

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 「やっちゃば」とは「やっちゃやっちゃ」という競り市場での掛け声に由来し、「野菜市場」を意味する。「愛のある店、愛される店を目指していきたい」という思いから名付けたという。

 店舗面積は約45坪。店内には地場野菜を中心に果物、乾物などの食料品が並ぶ。毎月8のつく日は「やっちゃば市」として特売を実施。曜日ごとに行う特売を人気で、地元の主婦層を中心に口コミで広がっている。

 店主の菅野健次さんは高校卒業後、市内の青果店に就職。現在はさまざまな地域の野菜が集まる船橋市中央卸売市場(市場1)内の青果仲卸「船清青果」で取締役も務める。そのため、地場野菜の情報はもちろん、他地域の野菜に関する情報を提供できるのも同店の売り。

 以前、同所には船清青果と取引のあった青果店があったが、閉店の話を聞きつけ菅野さんが出店を決意したという。「今は小売りの八百屋は減っておりスーパーが主流の時代。だからこそ、安くて新鮮なものを提供できる地域密着の八百屋を根付かせたい。地域の方に親しみをもって愛される店を目指す」と菅野さんは目を輝かせる。

 営業時間は10時~19時。日曜定休。

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