船橋市内に本社を構え、今年12月で20周年を迎える美容室チェーン「HEAD QUARTERS（ヘッドクォーター）」（船橋市本町1、TEL 047-431-0700）が2店舗を統合し新本店を開いて1カ月が過ぎた。

鏡の周りにハリウッドランプがあしらわれたメークブースは女性客から好評（関連画像）

　新本店は、スクランブル交差点すぐ近くの銅市ビルに開店。新本店のオープンに当たって西船橋店（40坪）と東船橋店（45坪）は閉店し、店舗面積約100坪、セット面18席、シャンプー台8席の新本店に統合した。

　新店は白を基調とした清潔感のある落ち着いた雰囲気に仕上げ、照明は明るめ。カットスペースの背後に一面、木のぬくもりを感じられる「ウッドウオール」を配し、海外の著名写真家による写真集や珍しい洋書などを飾る。

　シャンプー台は「『洗うための場所』ではなく『クレンジング』の場所」と再定義し、頭皮や毛髪の状態に合わせ14種類のシャンプーから最適なものを選び利用客に提案する。男性客のほぼ全員がサービスを受けるという「ヘッドスパ」は、専用のフル・フラットになるシャンプー専用ベッドを用意し、頭上の専用スピーカーから「波の音」と「小鳥のさえずり」が客のリラックスを誘う設計となっている。

　ヘア・セットが終わると、鏡の周りにハリウッドランプがあしらわれたメークブースで最新の化粧品を自由に試せるようになっている。ここでは、BGMに真空管アンプを活用したぬくもりのある独特の音を採用。70～80年代のジャズが流れる。

　「美容室は人生を変える場所。お支払いいただいた以上の価値をサービスでお返しするために常に真剣勝負」と同社の松澤健太社長。「弊社に支払っていただいたお金が一番有効な使い方だったとお客さまに思っていただけるサロンを目指す」とも。

　営業時間は、月曜～金曜＝10時～21時、土曜・日曜・祝日＝9時30分～19時。