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船橋のトマト農家が就労継続支援B型事業所オープンへ 農福連携でトマト栽培

竹之内幹也さん(写真奥)と利用者

竹之内幹也さん(写真奥)と利用者

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 船橋市在住でトマト農家の竹之内幹也さんが5月1日、農福連携事業として就労継続支援B型事業所「とまと」(船橋市旭町2、TEL047-430-7557)をオープンした。

作業する利用者

 事務所を自宅の一角の納屋に置き、作業は農園で行っている。同事業所の定員は最大20人。現在利用者は4人で、作業をフォローするスタッフは、知り合いの女性3人が開業のタイミングで合流したという。

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 竹之内さんは高校卒業後、船橋市内の企業に就職、社会経験を積み、21歳で実家に戻りトマト農家になった。「一から農業を身に付けていったが、このままでは農業は稼げない大変なだけの仕事になってしまうとの思いがあった。これまでの農業の常識を覆したいと考えるようになった」と竹之内さん。

 「就農後、縁あって障がい者の受け入れをした際、思ったように作業を教えられず、どの工程の作業であればやりやすいだろうと考えた」とも。

 数年間、福祉事業所で農作業を教えていく過程で、「自身で作業所を開設して、自分で仕事を教えてみたい」と考えるようになり、農作業をメインに農福連携の就労継続支援B型事業会社として会社を設立した。

 現在利用者が担当しているのは、ミニトマトやトマトの結実を促すために花にスプレーをする作業や、枝豆、キュウリなどの栽培に関する作業。今後は自分たちで栽培した野菜の販売や調理したものを販売することも視野に入れているという。

 竹之内さんは「グループホームも事業化したい。現在は、馬込霊園近くに新築で作業所を建設中なのでそこを直売所としても活用していこうと考えている。いずれは農家レストランや農園カフェなども開業したい」と話す。現在栽培しているトマトのB級品や規格外を利用してトマトベースのピザソースを作り、バジルの栽培で焼き立てピザを提供していくなどの事業計画もあるという。

 「安心安全でおいしいものを提供したい。自分たちにはそういうものを作れる力があるのだから、農家同士や、障がい者たちとも協力し合って、稼げる農家を増やしていきたい」と力を込める。

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