クレープとタピオカドリンク、自社ブランドの衣料も扱う「カラムリア・ラクレープ」(船橋市三咲2、TEL 047-404-5010)が新京成線三咲駅近くにオープンして2カ月がたった。
店主は、飲食店や古物ギャラリー、リラクゼーションサロンの店舗を経営する「E&Mプロジェクト」(白井市冨士)の社長稲垣真由美さん。稲垣さん経営の別会社でアルバイトスタッフとして勤務していた鈴木春菜さんと、お互いの「やってみたかったこと」を実現する場としてオープンした。
「海が大好き」という鈴木さんはアルバイトを辞めた後沖縄へ移住し、その後も稲垣さんと定期的に連絡を取っていたという。アパレルにも興味があった鈴木さんは自身のアパレルブランドを立ち上げ、自分の作った服や小物を実際に販売できる場所がないかと考えていた。鈴木さんが沖縄から地元に戻る際、稲垣さんは「スイーツ系の店舗を持ってみたい」という思いがあり、2人でお互いの希望がかなう店をオープンした。
店のテーマはハワイ。海好きな鈴木さんと、フラダンスを踊っていた稲垣さんのテイストを混ぜ、店内には南国を思わせるオブジェを並べ、BGMにはハワイアンの音楽を流す。店名の「カラムリア」はハワイ語の海、空、笑顔、幸せなどの意味を持つ言葉をつなげた造語。
店舗面積は約10坪。4人掛けテーブル1卓とカウンター4席、外に3人掛けのベンチ1脚がある。店内には、鈴木さんがプロデュースするアパレル商品や小物などを展示する。
看板メニューはクレープとタピオカドリンク。「この辺にはこの2つを出すお店がない。学生が多いので、学生に利用してもらいやすいメニューも多くしている」と鈴木さん。
クレープはターコイズブルー色のホイップで作った「ミントホイップクレープ」(430円~)のスイーツ系のほか、食事系クレープも多い。鈴木さんは「美容によいとされる『ギーオイル』を使っている。実際にギーオイルを使ったクレープを食べたときとてもおいしかったので、当店ではそのギーオイルを全てのクレープの生地に混ぜて使っている」と話す。
ドリンクメニューも種類豊富にそろう。ミルクティーだけでも「ココナッツミルクティー」(400円~)など6種類。黒糖を入れたドリンク、フレーバーティーなどもそろえる。トッピングとしてタピオカ(シングル=60円、ダブル=100円)を加えることができるほか、甘さの調節などカスタマイズにも応じる。そのほか、生ビールやサワーなどアルコールドリンクも提供する。
営業時間は11時30分~21時(現在は短縮営業中で19時30分まで)。