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船橋に馬肉専門店「九州酒馬うまたつ」 元公務員が開業

店舗は「JuJu商店街」の広場に面した入口から2階へ

店舗は「JuJu商店街」の広場に面した入口から2階へ

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 馬肉を看板に掲げた「九州酒馬うまたつ」(船橋市習志野台2、TEL047-778-3158)が6月22日、新京成線・東葉高速線北習志野駅近くにオープンした。

元公務員の上司と部下という異色のコンビ

 店内は落ち着いた和装の雰囲気で個室中心。1人でもカウンターでゆっくり食事ができるという。店舗面積22坪。個室6室(6人席、4人席2室、2人席2室)とカウンターが8席。個室の仕切りは取り外すことができる。

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 店主は、千葉県出身の甲斐竜也さん。甲斐さんは子どもの頃、夏休みになると毎年、父の実家がある大分県に帰省して九州の郷土料理に触れてきたという。

 18歳になる頃には「将来は、自分の店を持って料理の腕を振るいたい」と心に決め、飲食の道での独立を目指してバイトをしていたが、両親の反対に遭い大学を中退して公務員に。

 10年間公務員として勤務し、仕事も自分に合っていると感じたというが、「心の奥底に何かしっくりこないものを抱えていた」ため、30歳を前に退職。自分が本当にやりたかった飲食業での開業に至った。「本当の九州の味を伝えたい」と看板商品に馬肉を選んだ。

 出店場所を選ぶ際に、千葉県内のターミナル駅を見て回ったという。駅からの距離と店舗の広さ、地域との密接な関係づくりを店の基本コンセプトに考えていた甲斐さんは、北習志野の落ち着いた雰囲気に引かれ、開業の地として準備を進めた。開業直前には、公務員時代の後輩・宮村優風子さん(27)も合流。宮村さんは接客やSNSでの情報発信などを担当。

 看板メニューになる馬刺しは「赤身」「ホルモン」「たてがみ」「ばらひも」「ふたえご」「ロース」など各部位をそろえ(単品=680円~2000円、盛り合わせ=3種2000円、5種3000円)、馬肉専門店としての品ぞろえを目指した。

 九州の味として明太子を使ったご飯ものや、馬肉メンチカツ(580円)、馬肉串(1本=450円)など、大分県や熊本県の郷土料理を中心にメニューに並べる。

 酒類も、ビール、ハイボールなどに、焼酎は芋、麦、米も各種用意する。九州が米どころでもあることから日本酒も大分県・熊本県の酒蔵のものを仕入れている。大分県産のカボスを使ったかぼすサイダーや、フルーツスムージーなど、アルコールが苦手な人も食事を楽しめるように工夫している。 

 営業時間は17時~23時。日曜定休。