東葉高校(船橋市飯山満町2)で11月19日、校内企画「この指とーまれ」の一環として、世界的バリスタの粕谷哲さんによる講演が行われた。
同校では2018(平成30)年から毎年、「船橋コーヒータウン化計画」発起人でドトールコーヒーショップ船橋駅南口店(本町1-3-1、TEL 047-460-8522)店長のバリスタ梶真佐巳さんを招き、「夕暮れカフェ」を行ってきた。
「夕暮れカフェ」は今年で3回目。当日は、梶さんと「Philocoffea(フィロコフィア)」(本町2-3-29、TEL 047-460-9400)の共同代表を務める、「WORLD BREWERS CUP(ワールドブリュワーズカップ)2016」でアジア人初の世界チャンピオンに輝いたバリスタ粕谷哲さんが登壇した。会場では生徒たちが、粕谷さんの入れたコーヒーを飲みながら粕谷さんがチャンピオンになった世界大会の映像を鑑賞した。
粕谷さんは壇上で、自身のこと、世界チャンピオンになってすぐに立ち上げた会社のこと、10月からは「ファミリーマート」のコーヒー監修を始めたことなどを話した。スペシャルティコーヒーについてや、世界チャンピオンとしてトップになることの目的や使命について、粕谷さんは「挑戦し続けることが大切。コロナ禍でも常に前を向いて未来を示し、死ぬ気の覚悟で挑み続けることが大切」と話す。
西村桂校長は「梶さんや粕谷さんのようになってもらいたい。いろいろなことをやっていい。いろいろな職業があることを知り、頑張っている若い人を身近に感じることも大事」と話す。