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船橋におひとりさまカフェの「カフェ ラプエ」 キッチンと客席を完全分離に

飲食スペースは壁に向かってテーブルと椅子がセットされている

飲食スペースは壁に向かってテーブルと椅子がセットされている

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 JR下総中山駅から徒歩5分の場所に11月2日、ハーブティーとランチの「おひとりさまカフェ」として「カフェ ラプエ」(船橋市本中山2、TEL 047-394-4530)がオープンした。

店舗外観・右手のカウンターで注文会計を済ませ、左手の飲食スペースで食事をする

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 就労継続支援B型事業所ラプエの事務所に隣接し、職員のほかに精神疾患のある5人~10人が就労する。

 新型コロナウイルス感染防止対策のため、客席とキッチンを完全分離している。基本、来店者は店に入って右手にあるキッチンで注文会計を済ませ、左手の入り口から飲食スペースへ移動する。

 左右のスペースをつなぐのは「ワインの小窓」のみ。イタリアフィレンツェで17世紀のペスト流行時に、名家メディチ家が残したとされる感染予防のためのワイン販売用小窓「ワインの小窓」を模している。コロナ禍で今、再利用されているという。

 店舗面積は約10坪。個席7席のみで、ソーシャルディスタンスを保ち、壁に向かい座るスタイル。無料Wi-Fiやコンセントが使え、営業時間中ずっと店にいても構わない。店名の「ラプエ」は「一番星」という意味。

 メニューはランチプレートのみで、主菜に副菜が2~3種、デザートが付く(現金=1,000円、カードやPayPayなど=800円)。

 店主の遠藤紫乃さんは「10席に満たない小さなカフェだが、『おひとりさま』カフェとして、メンバーの体調や気持ちをくみながら、地域の皆さんにかわいがっていただけるよう頑張っていきたい」と話す。

 営業時間は11時~15時。隔週金曜定休。

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