船橋市非公認のご当地キャラクターふなっしーから、船橋市役所広報課宛にクリスマスのあいさつと新型コロナウイルス感染症対策について呼び掛ける動画が届き、同市では12月17日からこの動画を公式ホームページで公開している。
ふなっしーは動画の冒頭で「メリークリスマース!ふなっしーなっしー!!」と元気よくあいさつ。続いて、毎年クリスマス時期に市内の子育て支援施設や幼稚園・保育園、小児病棟などを訪問してきた「ふなサンタ」が、コロナ感染予防のために実施できなくなった旨を謝罪。
動画は、混乱する船橋市内の学校や子どもちの状況を考え、イベントや打ち合わせの間に急きょ撮られたものらしく、会議室を感じさせる白い壁とブラインドが背景になっている。ふなっしーは、ふなサンタで使用するサンタ衣装に身を包んではいない。
ふなっしーは、来年は例年通りの「ふなサンタ」を実現させることを願い、手洗い、うがい、マスクなどの感染症対策を呼び掛けた。ご飯をしっかり食べて栄養をしっかり取り、免疫を高めることも呼び掛け、栄養が偏らないようにしっかりと野菜を食べることも忘れずにと付け加えた。
最後に、「パパやママの言うこともしっかり聞いてください」と念押し。来年こそはリアルに再会できることを願って動画を結んだ。
ふなっしーは、この動画を送ったと同時にクラスター指定を受けて休校している市立船橋高校の生徒たちに対してのメッセージを込めた動画をまいふな編集部にも送付。
同校生徒に対しては激励とステイホームを呼び掛け、先生・保護者に宛てては日々感染予防に努めていることへの感謝の気持ちと励ましの気持ちを添えた。
船橋市民に対しても「誰が罹るかわからない感染症。冷静になって自分にできる感染症対策をしっかり行って、思いやりの気持ちを持って人と接すること」を呼び掛け、「みんなで頑張って乗り切るなっしー」と動画を結んだ。