カフェ「NEREID COFFEE(ネレイドコーヒー)」(船橋市高根台7)が4月25日、新京成線高根公団駅南口近くにオープンした。
店主の砂田光晴さん、和子さん夫妻は茂原市にあるコーヒーショップで経験を積んだ後に独立、現在は習志野市大久保でカフェ「Cafe The World(カフェザワールド)」を経営。「NEREID COFFEE」は砂田さん夫妻の2店舗目になる。
和子さんは船橋出身で、高根台第三小学校の卒業生。高根台が和子さんの地元であることや、駅の近くであること、同駅南口にはカフェが少ないことが、この場所に出店する決め手になったという。和子さんは「地域のいろいろな層の方に喜んでいただけるような店づくりをしていきたい」と話す。
店名は、映画に登場する潜水艦の名前「NEREID」が由来で、光晴さんが付けた。店のロゴマークにも海面から出てきた潜水艦が描かれ、コーヒー豆と波をイメージ。「ロゴや内装は『Cafe The World』の常連さんがデザインしてくれた」と和子さん。
同店は、オレンジ色の建物に紺色の手作り看板が目印。店を作るに当たり、砂田さん夫妻も工事に参加したという。店内は、色にこだわって店主自ら2度塗りしたという青い壁と、天井や壁に木材を使い、ナチュラルな雰囲気になっている。海の雰囲気が感じられる照明は砂田さん夫妻がセレクトしたという。少しずつ店が完成していく様子は、同店のインスタグラムで見ることができる。
店舗面積10.5坪の店内には、1~2人掛けテーブル3卓とカウンター4席、1~2人掛けソファ1卓がそろう。今後は店の外にベンチを置くことも検討しているという。
特に力を入れているのが、ラテアートを施したカフェラテ(380円)と日替わりスイーツ(ケーキ380円~)。スイーツは全て手作りで、子どもの日に合わせた「こいのぼりロールケーキ」など、季節の行事に合わせた期間限定スイーツも用意する。
スコーンやキャロットケーキ、タルトなども用意し、シフォンサンドは中身を変えてさまざまなバリエーションで提供。テークアウトも可能となる。「気軽に食べられるようなケーキを提供したい」と和子さん。12~15種のコーヒー豆を扱い、今後は豆やカフェインレスコーヒーの販売、プレートランチの提供も考えているという。
現在、営業時間は変則的。最新情報は同店のインスタグラムや店舗前の貼り紙で発信している。