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千葉ジェッツの試合会場で「フードドライブ」実施 2シーズン目で定着化

左から、フードバンクふなばし代表・笹田さん、マスク・ド・オッチー、フードバンクふなばし副代表・岡田さん

左から、フードバンクふなばし代表・笹田さん、マスク・ド・オッチー、フードバンクふなばし副代表・岡田さん

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 Bリーグの年間優勝チームを決めるチャンピオンシップの開催が近づいた5月1日、2日の2日間、アルバルク東京との試合会場となった「船橋アリーナ」(船橋市習志野台7)の会場内では「フードバンクふなばし」(金杉5)と共同で「フードドライブ」が実施され、多くの食品が寄せられた。

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 「フードドライブ」とは、自宅にある食品で寄付できるものを持ち寄り、回収する催し。集まった食品は、さまざまな事情により支援が必要な人たちに届けられる。同時に、地域で食べ物を破棄せず有効活用することによってフードロス解消にも貢献できるものとなる。

 日本では現在、子どもの7人に1人、そして、ひとり親世帯の子どもの半数以上が貧困状態にあるといわれ、船橋市においても子どもたちが食に不安を抱えて生活している家庭が多く存在しているという。

 そこで千葉ジェッツふなばしは「さらに新型コロナウイルスの影響拡大により経済的な苦境と戦う家庭の数も増加していることから、社会貢献活動『JETS ASSIST(ジェッツアシスト)』を通して、少しでも多くの皆さまに知っていただき、この地域に住む方々が、よりハッピーで安心して暮らせる街づくりに貢献していきたいと考えている」と5月1日と2日の試合会場でフードドライブを実施した。

 ジェッツ試合会場での「フードバンクふなばし」との「フードドライブ」実施は昨シーズンから始まって、今年で2シーズン目になる。「フードバンクふなばし」代表の笹田明子さんは「ジェッツさんの力はすごい。初日の開場から1時間あまりで回収ボックスからあふれるほどの数が集まった。船橋アリーナでの活動も2シーズン目に入って、みなさんのこの活動への理解もいただき、定着してきている感じがある」と話した。

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