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津田沼駅北口近くにハンドメード雑貨店「ふるれっと」

店主の湯浅愛美さん

店主の湯浅愛美さん

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 ハンドメード雑貨の店「ふるれっと」(船橋市前原西2)が7月24日、JR津田沼駅北口近くにオープンした。

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 ハンドメード作家から委託された作品を販売する同店。店主は、自身もレジンアクセサリーなどの作家である湯浅愛美さん。「一つ一つ手仕事で生まれてきたさまざまなハンドメード作品とお客さまが出合える場所を作りたい」との思いで同店をオープンした。

 湯浅さんは佐倉市出身だが、津田沼にある学校に通っていたことから津田沼になじみがあった。さらに、津田沼近辺には作家は多いがハンドメードの店が少ないこと、津田沼駅はターミナル駅として人通りが多いことなどから、この場所を選んだという。

 以前は自身の作品を都内の観光地で委託販売しイベント出店もしたという湯浅さんだが、コロナ禍で客足が減り、都内に出掛けにくくなったことが津田沼出店のきっかけになったという。

 店舗面積約7坪の店内には、100人ほどの作家から委託されたハンドメード作品が並ぶ。アクセサリー、布小物、リメーク缶、キャンドル、羊毛フエルト雑貨、つまみ細工、布マスク、キッズ向けグッズなど多種多様。作家は県内在住者が多いが、北海道や愛媛など遠方からの委託もあるという。

 内装は湯浅さん自らが手掛け、こだわりも随所に。委託販売店にありがちなブースごとの仕切りは付けず、影ができないように工夫している。ハイライト効果で作品が明るく見えるようにしているという。壁面には有孔ボードを貼り、作品を壁に掛けてディスプレーしやすくしている。店の中央に置かれた丸テーブルでは、今後ワークショップも予定する。

 「イベント出展が難しい子育て中の作家さんたちにも販売の場所を提供したい。地元の作家さんたちとつながりを持ち応援していきたい」と湯浅さん。自らの経験を生かし、販売未経験の作家に値段の付け方やディスプレーなどのアドバイスも行っている。

 追加商品や新しい作家を紹介するため、インスタライブを毎日数回行っている。遠方で来店できない人にも購入してもらえるよう、配信を見て気に入った商品をDMで注文することもできるという。

 「世界に1つだけの作品をゆっくり手に取って見てもらいたい」と湯浅さん。店名の「ふるれっと」は、フランス語で「小さな花」を意味する。作品を小さな花に見立て、「花畑のようにこれから咲き誇っていってほしい」との願いを込めたという。

 1ブースの委託料=1カ月2,000円から。ブースサイズによって異なる。営業時間は11時~19時。水曜定休。

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