津田沼駅周辺をテーマに、スマートフォンを使って参加者が各自のタイミングで参加する2つのイベント「JR津田沼駅市境を探すフォトラリー」と「#ツダヌマスターフォトコン」が現在、同時開催されている。
「JR津田沼駅市境を探すフォトラリー」は津田沼駅北口の商店会「船橋市前原商店会」が主催。8月7日に始まった同企画では、JR津田沼駅周辺の地図とフォトラリーの回答記入用紙を持った参加者は、用紙を見ながら駅周辺6カ所の市境となっているチェックポイントを訪ね、チェックポイントに貼り出されているQRコードを読み込んでキーワードを埋め、ゴールとなる郷土資料館(船橋市薬円台4)を目指す。同館で「これで君も津田沼マスター」認定カードを受け取り、さらに、その後は商店会で特典が受けられるまちぐるみのイベント。
同商店会の大塚智明会長は「『津田沼ふれあい祭り』は今年も開催できなかった。前回出されたまん延防止等重点措置の際、津田沼駅周辺では、船橋市と習志野市で適用の有無があったことから、船橋市内の店は休業しなくてはいけないのに隣の店は営業を続けられるという状況が話題になった。同時に、私たちも意外と市境は知らないという話もあり、市境をテーマにしたイベントを企画した」と話す。
企画には郷土資料館も協力し、各チェックポイントで流れる動画内の昔の津田沼駅周辺の写真や解説で協力している。
8月1日から開催されているもう1つのイベントは、津田沼駅周辺の飲食店紹介を中心としたウェブメディア「ツダヌマスター」が1周年を記念してインスタグラムを使って行うフォトコンテスト。
同メディアの齋藤紹太(しょうた)編集長は「コロナ禍であっても、フォトコンテストなら各自で行けるのでイベントが成り立つ。自分は飲食店にとても恩を感じているので、飲食店につながることできたらとも思った」とも。
同コンテストはインスタグラムで「ツダヌマスター」をフォローしたうえで、津田沼周辺の飲食店やスポットの写真をハッシュタグ「#ツダヌマスターフォトコン」を付けて投稿することで応募できる。
応募期間は9月10日まで。投稿された写真の中から入賞者を決定。入賞者には協賛店から集まった商品を贈る。グランプリ賞には習志野商工会議所から提供される「習志野ソーセージ」(5人)を贈呈。