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馬込霊園入り口に新交差点8月10日早朝開通、周辺の渋滞緩和に期待

馬込霊園方面から見た新交差点(左)と旧交差点(右)

馬込霊園方面から見た新交差点(左)と旧交差点(右)

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馬込霊園(船橋市馬込町)入り口の船取線(県道8号船橋我孫子線)に8月10日早朝5時、新しい交差点が開通した。

新しく完成する「市道32-018号線」

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 同交差点は船橋市が千葉県と連携して見通しの良い位置に移設し、さらに右折レーンを設けることで、慢性的な交通渋滞の緩和が期待できる。現在の形状は変則的で見通しが悪く、右折レーンもないことから、特に春秋の彼岸や盆、年末年始には周辺道路まで激しい渋滞となっていた。

 2020年4月には馬込霊園入り口付近と馬込斎場(馬込町)入り口を結ぶ約700メートルの「市道00-071号線」が開通したため道路環境は大きく変化したが、同交差点の改良は周辺住民から長く期待されていた。馬込斎場付近は運動公園(夏見台6)が近いことから、夏休みやイベントがある時期は特に渋滞し、日常的に交通量の多い近隣の木下街道(県道59号市川印西線)にも影響を及ぼしていた。

 現在の交差点の船取線につながる市道の接続部は閉鎖され通り抜けできなくなるが、交差点そばの「手打ちラーメン福一」の前の道路は1車線が残り同店を中心として時計回りに一方通行の規制がかかる。新交差点開通後も周辺道路の舗装や水道管の布設替えの工事が10月ごろまで続く。

 近隣道路の利用者で市内在住の50代女性は「墓参りの道路の混雑は悩みの種だったが、ようやく解消するようなのでうれしい」と話す。船橋市建設局道路部道路建設課の井上雅喜さんは「道路交通の円滑化や安全確保のため、市では今後も効率的で効果的な整備を進めていく」と言う。

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