高級食パン専門店「嵜本(さきもと)千葉船橋店」(船橋市夏見1、TEL 047-411-4750)が1月15日、オープンした。千葉県内への出店は初。
同店はフランチャイズ店で、つくし防災(市原市)が新規事業として経営する。同社の神野雄一郎社長は「船橋は都会的なおしゃれな街なので、嵜本のブランドイメージとマッチしたとことから出店が決まった」と話す。店舗面積は41坪。
商品は「極美 ナチュラル 食パン」(2斤サイズ、950円)と「極生 北海道ミルクバター 食パン」(同、1,100円)をメインに、4枚切り1枚をパッケージした商品(280円・300円)や16種類あるジャム(680円~)など。
ナチュラルは、卵・乳不使用でカナダ産の小麦を使い、小麦粉の一部に熱湯を加えてこねる湯種製法で、「しっとりした食感で、ほのかな甘味が感じられる」という。ミルクバターは卵不使用でカナダ産の小麦に北海道産の小麦をブレンドするほか、北海道産の生クリームやバター、蜂蜜を使い、中種法と湯種製法で通常の5倍、約20時間以上の時間をかけて作っている。
パンの焼き上がりは、11時の時点でナチュラルとミルクバターが50本ずつ、以下1時間おきに15時までナチュラルとミルクバターが交互に50本、トータル1日300本を焼き上げるという。
千葉船橋店のスローガンは「もう一度行きたいお店」。工藤寛子店長は「従業員みんな笑顔で作っているので、おいしいパンになると信じている。スローガンの通り、また来たくなる店を目指す」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~19時。4月以降は月限定の食パンを用意する予定だという。