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船橋最大の音楽イベント「千人の音楽祭」 ユーチューブなどで動画配信

「わたぼうし」の歌唱入り演奏の様子(配信映像から)

「わたぼうし」の歌唱入り演奏の様子(配信映像から)

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 船橋市内最大規模の音楽イベント「千人の音楽祭」の特別番組の映像を現在、ユーチューブと番組特設サイトでアーカイブ配信している。「千人の音楽祭」のユーチューブでの配信は初。

歌唱する小汐唯菜さん(配信映像から)

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 「千人の音楽祭」は1994(平成6)年に始まった音楽イベント。例年、船橋アリーナ(船橋市習志野台7)でさまざまなジャンルや世代のアーティストが演奏を繰り広げ、観客含め4000人以上が参加してきた。29回目となる今回は、コロナ禍を踏まえ、参加アーティストや関係者のインタビューなどの映像で構成した特別番組として、放送と配信による開催にした。

 コミュニティーチャンネル「J:COM チャンネル」で特別番組として3月13日に放送した映像を、ユーチューブと番組特設サイトでアーカイブ配信している。今回、船橋市ゆかりの作曲家・新垣隆さんが「千人の音楽祭」のために作曲した楽曲「わたぼうし」の歌唱入り演奏も初披露。同曲は昨年の音楽祭で披露予定だったが、コロナ禍で歌唱抜きの演奏になってしまった。今年は和田一樹さん指揮の下、千葉交響楽団の演奏で市立船橋高校吹奏楽部が歌い上げている。

 船橋市出身で東京パラリンピック閉会式でのパフォーマンスも話題になった小汐唯菜さん、後藤仁美さんも登場。小汐さんは郷土資料館で修復した太平洋戦争時代の足踏み式オルガンの音色に合わせて歌唱を披露し、後藤さんはシンガー・ソングライターの声松優一さんとのセッションでドラムを披露している。

 松戸徹市長は「今年で『千人の音楽祭』は29回目を迎えた、音楽の街を象徴する大切なイベント。『絶対つなげていこう』という強い気持ちを持って、実行委員、出演者が頑張ってくれた。これからも『千人の音楽祭』を応援していただきたい」とコメントしている。

 配信は今月30日まで。

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