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船橋のなし「ふなっしー梨箱2022」デザイン発表 事前予約受付始まる

船橋のなし「ふなっしー梨箱2022」のデザイン

船橋のなし「ふなっしー梨箱2022」のデザイン

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 船橋を代表するブランド果実「船橋のなし」のギフト用に用意された「ふなっしー梨箱」の2022年デザインが決定し、6月1日、予約受け付けが始まった。

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 同企画は、梨の妖精「ふなっしー」が船橋の梨農家に協力し、2013(平成25)年から続いている。毎年箱のデザインが変わり、ふなっしーファンをはじめ、ギフト、中元としてなど市内外からのニーズに応えている。

 梨箱は梨5キロを基準にした段ボール製で、品種や大きさによって内容個数が変わる。和梨は一般に大きな果実の方が価値が高いとされ、ふなっしー梨箱に詰める「船橋のなし」は「秀」「優」「良」に分けられた等級のうち、「秀」の中でも特に品質の良いものを選別して詰めているという。

 今年のデザインは、箱全体にふなっしーを連想させる黄色と水色を配色したデザインになり、ふなっしーの顔を全面に出したデザインとなっている。

 「船橋のなし」は、市内で生産する主要3品種「幸水」「豊水」「新高」の予約受け付けを6月1日に開始。出荷は梨の成熟を待ってからになるが、「梨の船芳園」(船橋市二和東2-6-1、TEL 047-448-2158)の加納芳光さんは「昨年は梨の花の開花も例年より早く、その影響で出荷も7月下旬からとなったが、今年は例年並みとなり、梅雨の時期や7月の天候にもよるが、このままいけば8月上旬ごろの出荷になるのでは」と話す。

 昨年はリンゴや梨などの果実に現れる生理障害の一つ「密症」の被害が多かったという「豊水」だが、船橋市果樹園芸組合の石橋義彦組合長は「食べていただける方の注文が早く分かれば、計画性を持って収穫もできるので廃棄ゼロにもつなげられる。ぜひ、おいしい『船橋のなし』を味わっていただければ」と話す。

 注文受け付けは「船橋のなし」サイトで受け付けるほか、東武百貨店船橋店地下の青果店「丸あ商店」、船橋市内に本社を構えるスーパーマーケットチェーン「ランドローム」でも扱う。船橋市内の梨農家でも一部販売を予定。2013年から継続している「2キロ用ふなっしー梨袋」も一部の市内農家と販売店で取り扱う。

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