JR東日本各地域の駅をスタート地点として開催している「駅からハイキング&ウォーキングイベント(通称=駅ハイ)」の一つとして、JR京葉線・南船橋駅をスタート地点としたコースのイベントが1月14日に始まった。
駅ハイは、JR東日本の各地域で駅をスタート地点とし、四季折々の絶景ポイントや歴史的スポットを訪れながら歩く日帰りウオーキングイベント。10キロ前後のコースを設定し、基本的に予約不要で参加できる。
船橋市内の駅がスタート地点となっての開催は昨年に引き続き今回が2回目で、南船橋駅をスタートして船橋駅を目指すコースを設定する。テーマは「進化する南船橋と、古き良き漁師町船橋の面影と歴史めぐり」。
船橋市観光協会事務局長の栗田文彦さんは「『ららアリーナ東京ベイ』などの建設が進み、さらににぎやかになる南船橋駅前をスタート地点にすることで、街が移り変わる様子を感じてもらいたい。今だからこそ楽しんでもらえる風景だと思う」と話す。
JR東日本新浦安営業統括センター副長の佐藤さんは「今は駅ハイのアプリが登場し、参加受け付けや催行情報の確認などができ、さらに気軽に参加できるようになった。駅ハイで歩いてみると、実は知らなかったスポットや店もたくさんあり、船橋の魅力を再発見できるので、奮って参加してほしい」と呼びかける。
コースの所要時間は約3時間40分(施設での見学時間含む)、歩行距離約8.5キロ。参加者特典として、「三番瀬みなとや」では1,000円以上の購入で「お試し用焼きのり」を進呈、「駅たびコンシェルジュ船橋」では、オリジナルキャラクター「ふなしばくん」特製缶バッジと市内の居酒屋「いっきゅう」などで使える「小松菜ハイボール」1杯無料券を用意する。
初日に参加した船橋市在住の女性は「母の健康維持のために一緒に参加した。水門橋など船橋市民でも行ったことがなかったスポットを巡ることができた。雨が心配だったが、何とかゴールできて良かった」と話していた。
今月29日まで。