北習志野の4つの商店会が協働するイベント「きたならマーケット」が7月25日から、開催されている。
「北習志野で待ってます」と声をあげるビアーレきたなら商店会会長の 江口一佐さん
北習志野駅周辺にはJuJuきたなら商店街、エールきたなら商店会、ビアーレきたなら商店会、北習志野エビス通り商店会の4商店会があるが、「4つの商店会が一緒に何かを行うのは初めて」とエビスきたなら商店会長の鵜澤正巳さん。
期間中、3種類のイベントを開催する。一つは「レッツ!キッズおしごとチャレンジ」と題した子ども向けの職業体験イベント。48の参加店に加え、船橋東警察署、船橋市東消防署を含む50カ所で、それぞれの店が定めた日に職業体験などを行う。
同時開催するのが、50店以上が参加する「ゲット!きたならシールラリー」。各店を訪れ、パンフレットに記載されている「合言葉」と各店の「創業年」を伝えると、ポイントシール1枚を進呈。台紙にシールが10枚たまると、最終日に行う抽選会でガラポンが3回引ける。
いずれのイベントも、職業体験でキラキラした「オリジナルシール」1枚、シールラリーのミッションクリアでは別デザインの「オリジナルシール」1枚を進呈する。
実行委員の一人、森雅美さんは「オリジナルシールは、北習志野らしさがあふれている。千葉工業大学の学生がデザインしたもので、ここでしか手に入らない特別なもの」と話す。
鵜澤さんは「千葉工大生たちの若い感性のおかげで実現できたイベント」と話し、エビスきたなら商店会で2年前から開催してきた「街ゼミ」も、今回のイベントに大いに生かされたという。
ビアーレきたなら商店会長の江口一佐さんは「北習志野全体でこうしたイベントを子どものたちのために開催するのは、わくわくでしかない」と意気込みを見せる。
8月25日まで。最終日にはJuJuきたならを中心に「きたならマーケット歩行者天国」を開催。ガラポン抽選会などを行う。