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格闘技レフェリーの島田裕二さん、船橋で「子育て支援施設」開設へ

レフェリーとしての経験を生かした子育て支援施設を開設する島田裕二さん

レフェリーとしての経験を生かした子育て支援施設を開設する島田裕二さん

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 格闘技レフェリーとして知られる島田裕二さんが「子どもたちの居場所づくりをしよう」と、3月のプレオープンに向けて船橋市内で起業準備を行っている。

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 島田さんは、総合格闘技からコミカルな試合まで幅広く対応することで格闘技ファンに広く知られているレフェリー。ファンが「歴史的勝負」とする数々の試合でレフェリーを務めたほか、選手としても活躍してきた実績を持つ。

 世界的に活躍するレフェリーとして認知され、安定して仕事が入ってくるようになり、ふとセカンドキャリアについて考え始めたという島田さん。当初、英語を生かして海外で生活でもしようかと考えたという。しかし、国内で英語力を生かす道を選択、「英会話教室」の指導資格を取得して、学校で英語授業の支援に就くようになった。実際に学校教育の現場を体験し、「学校教育ではできない事業を起こそう」と決意。

 学校教育の現場から離れ、より自由に指導できる環境を求めて「子育て支援事業」での起業を決意した。幸いレフェリーの仕事は土日がほとんど。平日の時間を使って、「学童スクール 3Sアカデミー」(船橋市宮本1、TEL 047-411-7700)を創業する。3月にプレオープンし、4月には本格稼働を目指す。

 世界各地でレフェリーとして活躍してきた経験を生かし、「コミュニケーション力」と「英会話」に特化したプログラムを予定している。プロアスリートとのつながりや、自身が選手としても活躍してきた経験を生かし「スポーツエクササイズ」を取り入れたレッスンも行う。

 創業にあたって「今の子どもにとって本当に必要なものは『安心して過ごせる居場所』では」と島田さん。「現代の子どもたちに必要な『コーチ』=『指導者』が必要」とも。自身のこれまでの人生を振り返り「生き抜く力(=サバイバル)」を身につけることができる「今日育(きょういく)」を掲げる。

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