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「ふなばしミュージックフェス」、今秋初開催へ-街中をライブ会場に

4月に行われたまちかど音楽ステージの様子

4月に行われたまちかど音楽ステージの様子

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 船橋駅周辺のホールや屋外のライブ会場など船橋市内各所で10月26日、「ふなばしミュージックストリート」が開催される。

松戸徹市長と4月に行われたまちかど音楽ステージの初日のメンバー

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 松戸徹市長が掲げた文化芸術による地域の活性化事業「ふなばし音楽フェスティバル」を体現化する同イベント。市民の代表者と市職員が共同で実行委員会を組織し開催する。

 実行委員会によると、現在までに屋内会場として船橋市民文化ホール(船橋市本町2)、きららホール(本町1)、勤労市民センター(本町4)の3会場を確保。屋外会場として、京成船橋駅と船橋FACEビルの連絡デッキ(本町1)、船橋駅北口のおまつり広場(本町7)、天沼弁天池公園(本町7)、スクエア21ビル前の広場(本町2)などを確保している。

 今後、商店会の店舗前の軒先や、駐車場スペース、店内スペース、ショッピングセンターの広場などもライブ会場として確保していく予定。集客は10万人を予定している。広報ふなばしやSNS、ポスター、チラシ、ミニコミやマスコミ各社への情報発信によって募集や開催を周知する。

 船橋駅を挟んで徒歩15分圏内を目安に街中にライブ会場を設け、「街中を歩いているだけで、どこでも音楽が聴けるような音楽に包まれた一日」を目指す。「音楽に関わる人たちの力で船橋の文化を発信、地域力の底上げを目指す」と実行委員会の薄井玲子さん。

 現在、出演者も募集している。プロ・アマの区別や、ポップス、ロック、クラシック、ジャズ、合唱、邦楽などのジャンルも問わない。「一緒に音楽で船橋を盛り上げてくれる仲間を求めている」と実行委員長の赤間祐幸さん。「街に溶け込む音楽」を念頭に募集する。なお出演料や交通費の支給はない。

 「提出された音源を基に審査をするが、どなたでも気軽に応募して一緒に船橋を盛り上げてほしい。船橋在住、在勤、通学などは問わない」と市文化課・田久保里美課長は意気込む。出演団体数に制限は設けず、一定の審査を通過した演奏者であれば会場を増やして対応する予定だ。

 10月26日に予定する本番では、参加団体を観客が評価する仕組みを導入し優勝を決定するという。優勝団体には、市民文化ホールでの単独ライブを実行委員会側が提供する予定。その告知やライブ運営に関するスタッフも実行委員会側で請け負う特典も視野に入れ協議している。

 問い合わせは同実行委員会事務局(TEL 047-436-2894)まで。応募締め切りは7月15日。エントリーは無料。詳細は市公式ホームページの募集ページで確認できる。 

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